Tuesday, July 15, 2008

新作制作記録:その3

7月7日
Film ArchivesにてLMCCが提供するマンハッタン在住アーティスト向けのグラントに関する説明会があったので参加する。久しぶりにArchivesへいったがまったく変わっておりずびっくり。とにかく冷房が寒かった。

7月8日
オーダーしていたカメラ用のフードが到着。が、バヨネット式であるため直接カメラに取り付ける事はできず、フィルターの併用が前提。なので装着はしばしおあずけ。

7月10日
以前、オフィスがあったトライベッカのあたりをうろうろしていたので、K&Mカメラへ立ち寄る。以前よりかなりプロ向けの品揃えになっており、ビデオ関連も揃っていた…。UVフィルターとレンズキャップを購入。これで、晴れてフードがカメラに装着できる。帰宅後、お遊びでビデオ共有サイトにアップした映像を再撮する事になり、午後11時から部屋の中でライトのセットアップを開始する事に…。

7月11日
まったく関連はないが、iPhone 3Gが販売開始。
撮影に向け、DOFアダプターが必要になるかもしれず、情報収集をする。いろいろ障害はあるものの、可能である事が判明。しかし、ドイツ(オランダ?)から一部のパーツを調達する必要がある事も判明。うーむ。

7月12日
なぜか無性にブレッソンの「やさしい女」が観たくなる。驚いた事にアメリカではまだDVDリリースされていない事が判明。恐ろしい。

7月13日
どうにか「やさしい女」のVHSコピーを入手。やはり随所に驚きのある素晴らしい映画。そういえば、「やさしい女」を初めて観たのは前述のFilm Archivesだった。この時はEssencial Cinemaと言う名作を安く公開するレギュラーシリーズの一環で、なんと英語字幕なし!での上映。チケット(5ドル、安っ!)を買うと、セリフが英訳されたプリントアウトが貰えた。その後、MoMAでブレッソンの特集があった際、晴れて英語字幕付きで観る事ができたのであった。自分の作品制作にはあまり関連のない話だが、一応、インスピレーションと言う事で。


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